2025/02/09 17:56 ウェザーニュース
寒波によって西日本、東日本は厳しい寒さが続きました。この先は次第に寒さが和らぎ、強く冷え込む日は少なくなる見込みです。ただ、気温が上がると花粉の飛散が心配されます。
福岡市の気温変化を見ると、最高気温は4日(火)から5℃前後の日が続きました。今日9日(日)は7.4℃まで上がったものの、それでも平年よりはかなり低い気温です。
冬本番のような寒さは明日10日(月)までで、その後はアップダウンがあるものの平年に近い気温で推移する予想となっています。12日(水)は13℃、16日(日)は14℃まで上がる見込みです。最低気温も0℃近くまで下がる日はなくなり、ほぼ平年並みとなります。
そのほかの西日本や東海、関東も似たような傾向で、昼間は15℃前後まで上がる日があり、朝晩の冷え込みも弱まる見通しです。
気温が上がるとスギ花粉の飛散が心配されます。12日(水)は広い範囲で雨が予想されているため、雨が止んだ後の13日(木)以降は気温や風などの条件次第で花粉が飛びやすくなる見込みです。
飛散開始となるエリアが増える見通しで、一部の地域では本格飛散になってもおかしくありません。対策も本格的に始めておくのが良さそうです。