2025/02/08 08:59 ウェザーニュース
今日8日(土)は強い寒気が南下しているため、雪雲は関東北部の山沿いだけでなく平野部まで広がってきています。山沿いでは積雪が急増するおそれがあるため警戒が必要です。
上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気が関東北部まで南下してきています。この影響で雪雲が発達し、強い北西の風が加わることで平野部まで広がってきました。宇都宮市や矢板市では車や住宅の屋根などがうっすらと白くなるほどです。
これから午後にかけても強い寒気の影響は続き、上空の気圧の谷が通過するタイミングでは平野部でも一時的にしっかりと雪の降ることがあります。局地的には道路がうっすらと白くなるくらいの雪になる可能性がありますので、車での移動時は念のため注意をしてください。
山沿いでは活発な雪雲が次々に流れ込んで、積雪が急増する見通しです。標高の高い地域では今後24時間で20cm以上の積雪増加が予想され、局地的には50cmを超えるとみられます。道路の通行止めが増えたり、鉄道に遅れや運休が発生することも考えられますので、警戒をしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)