京都で2年ぶりに積雪5cm超 近畿から東海は断続的な強い雪に

  • 2025年2月8日
  • ウェザーニューズ

京都で2年ぶりに積雪5cm超 近畿から東海は断続的な強い雪に

2025/02/08 08:27 ウェザーニュース

今日8日(土)は強い寒気の南下に伴い、近畿から東海は広い範囲で雪が強まっています。京都市内では2年ぶりに積雪5cmに到達しました。午後にかけて断続的に雪が降る予想で、積雪増加に警戒が必要です。

午後にかけて積雪増加

上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気を伴った気圧の谷の通過に伴って活発な雪雲の帯が南下し、近畿や東海の広い範囲で本格的な雪になっています。名古屋市では未明から早朝にかけて雪雲が通過したことで5時の時点で1cmの積雪を観測。その後、活発な雪雲の帯は滋賀県や三重県、京都府などに広がってきました。


京都市の中心部では早朝から雪が勢いが増して積雪が一気に増加。8時には5cmを観測しています。京都市で5cm以上の積雪になるのは2023年1月以来、約2年ぶりです。大雪により京都競馬場で開催が予定されていた中央競馬は月曜日に順延されました。

午後にかけても近畿、東海には雪雲の流れ込みやすい状況が続き、次の気圧の谷が近づくタイミング夕方から夜を中心に強く降るおそれがあります。これから今夜遅くまでの積雪増加量は京都市周辺や三重県北部、岐阜県身の地方などでで2〜5cm、岐阜県と滋賀県の県境付近では10cm以上の予想で、局地的にはさらに多くなる見込みです。名古屋市内も風向きがやや西寄りに変化した場合は雪になってもおかしくありません。


すでに高速道路や主要国道は通行止めになっている所が多く、生活道路も積雪状態です。車で移動を行う場合は冬用タイヤもしくはチェーンなどの滑り止めを必ず装備し、できる限り慎重な運転を心がけてください。

また、雪が収まった後も明日9日(日)の朝は路面凍結のおそれがありますので、十分な注意が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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