2025/02/05 13:30 ウェザーニュース
非常に強い寒気の南下に伴い、今日5日(水)も九州や四国では断続的に雪が降っています。ピークは過ぎつつあるものの、さらなる積雪や路面凍結などに注意が必要です。雪雲の一部は関西エリアにも広がり、大阪市内でも雪になりました。
西日本は今日も上空1500m付近で−9〜−12℃の強い寒気に覆われています。九州や四国では断続的に雪が降っていて、内陸部を中心に雪が積もっている状況です。
また、上空5500m付近の寒気の中心が近づいてきたことで関西エリアにも雪雲が広がり、大阪市内を含む広い範囲で一時的に雪となりました。長い時間続く雪ではなく、積もる心配はありません。
午後になって寒気が少しずつ抜け始めたため雪のピークは過ぎつつあり、鹿児島県や高知県など大部分の大雪警報は解除されました。13時15分現在、西日本で発表中なのは愛媛県南予のみです。
ただ、西日本の広い範囲で雪自体は続いていて、今夜にかけてさらに積雪の増える所がある見通しです。雪が弱まった所も含め、雪が積もっていたり、濡れている状態の路面は夜の冷え込みで凍結するおそれがあります。
明日6日(木)の最低気温は松山市で0℃、福岡市で2℃まで下がる予想で、内陸部は軒並み氷点下となる見込みです。朝の早い時間ほど滑りやすい状態になるとみられますので、通勤・通学の際は十分に注意をしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)