2025/01/25 18:06 ウェザーニュース
来週中頃は冬型の気圧配置が強まります。寒気の中心が日本付近を通過するため雲が発達しやすく、大雪に警戒が必要です。
来週はじめに天気を崩す低気圧や前線が東に抜けた後は、西から寒気がやってきます。上空5500m付近で−36℃以下の、大雪の目安となる強い寒気が日本海から北日本方面に広がる見込みです。
29日(水)頃は寒気の中心が東北付近を通過するため周辺では大気の状態が不安定になり、雪雲が発達しやすくなります。特に東北や北陸では強い雪が降る見込みです。
中心が東に抜けた後も30日(木)にかけて強い冬型の気圧配置が継続し、異なる方向の風がぶつかることで日本海に形成されるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる活発な雲の帯がかかることで、強い雪が続くおそれがあります。
積雪の急増による路面状況の悪化や雪崩などの雪害に警戒が必要です。