2025/01/25 05:59 ウェザーニュース
26日(日)は、日本海側を含めて日差しが届く地域が多いものの、西日本からだんだんと天気は下り坂に向かいます。
週明け27日(月)から28日(火)は、二つの低気圧や前線が発達しながら東進し、全国的に雨や雪が降る予想です。この時期としては比較的暖かい空気が流れ込むため、北日本でも平地では雨のところが多くなるとみています。低気圧や前線に近いところでは雨や風が強まるおそれがあります。
また、北日本山沿いや東日本の標高の高い山では湿った雪が降り、大雪となるおそれがあります。積雪による交通の影響や雪崩への警戒が必要です。
来週後半は、北日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置となります。北日本日本海側や北陸では雪や雨の降るところが多く、山沿いでは大雪に警戒が必要です。
寒気が西日本に流れ込むため、西日本は日本海側だけでなく、東シナ海側や四国瀬戸内側でも雨の降る可能性があります。
1月下旬から2月上旬は一年の中でも最も寒い時期です。ただ、今年は平年よりも気温がやや高めで推移する見通しです。この時期としては平年より寒さが和らぎ、極端な暖かさではないものの、西日本や東日本では最高気温が10℃以上の日が多くなる予想です。
札幌など北日本は月末かけて、真冬日(最高気温が0℃を下回る日)が予想されておらず、比較的暖かい日が続きます。屋根からの落雪や除雪・排雪時の事故等に注意してください。
また、早いところではスギ花粉がわずかながらも飛散し始めています。花粉症の方は早めに対策の準備を進めるようにしてください。