2025/01/20 15:21 ウェザーニュース
二十四節気の大寒の今日20日(月)は上空の寒気が北に退き、全国的に3月並みの気温となりました。明日21日(火)は北日本で少し寒さが戻る一方、西日本では春の陽気が続く見込みです。
上空の寒気は北に退き、平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は北海道付近まで北上しました。晴れて日差しが届いた所を中心に気温が上昇しています。
15時00分までの最高気温は西日本から東海、関東で15℃前後まで上がり、鹿児島市は17.5℃、東京都心は13.9℃といずれも3月中旬並みの陽気です。ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では「ちょうどいい」や「暖かい」が目立っています。
北日本でも気温は上がり、仙台市は3月下旬並みの12.1℃、札幌市は3月中旬並みの5.4℃になりました。積雪の多い地域では気温の上昇により急速に雪解けが進んでいる状況です。
明日は今日に比べると寒気が少し南下し、上空1500m付近で−6℃以下の寒気は東北北部まで覆う予想となっています。北日本では今日に比べると気温が上がりにくく、札幌市は最低気温が−4℃、最高気温が0℃と今日に比べて5℃ほど低めで推移しそうです。一度溶けた路面が再び凍結しますので注意が必要です。
関東は雲が広がりやすいため気温の上昇が抑えられ、東京都心の最高気温は11℃止まりです。ただ、最低気温が7℃と高く朝の冷え込みは弱まります。
西日本は晴れて気温が上がり、大阪市や広島市の最高気温は12℃、福岡市は13℃とこの時期にしては過ごしやすい陽気が続きそうです。