2025/01/19 15:35 ウェザーニュース
今日19日(日)は上空の寒気が北上し、広い範囲で気温が上がりました。北陸など、3月下旬〜4月上旬並みの暖かさとなった所もあります。
曇りや雨の関東南部は気温が上がりにくく、真冬らしい寒さの一日となりました。
高気圧の中心は日本の東の海上に離れたものの、東北から九州にかけては日本海側を中心に晴れている所が多くなっています。上空の寒気は北に後退し、広い範囲で気温が上がりました。
15時までの最高気温は札幌市で2.5℃、秋田市で7.1℃、名古屋市で13.6℃、大阪市・福岡市で14.2℃と、3月上旬〜中旬並みの気温の所が多くなっています。南寄りの風が吹いた北陸ではさらに高く、金沢市では4月上旬並みの14.4℃まで気温が上がりました。最高気温が氷点下の真冬日は86地点で、14日以来5日ぶりに100地点を切っています。
一方、曇りや雨の関東南部や沖縄は気温が上がらず、東京都心は9.2℃と最も寒い時期を下回る気温になりました。
明日は二十四節気「大寒」を迎え、暦の上では一年で最も寒い時期になりますが、上空の寒気が弱く全国的に平年より気温が高くなる見込みです。予想最高気温は札幌市で5℃、仙台市で12℃、東京・名古屋・大阪・福岡で13℃となっています。
最低気温も高く、札幌市では0℃と、今月初めて氷点下を脱する見込みです。積雪地域では急速に融雪が進むことが考えられます。引き続き路面状況の悪化や落雪などに十分注意してください。
北海道や青森県では朝より夜の方が冷える予想です。帰り道に備えてプラスできる防寒具があると重宝します。