2025/01/05 11:15 ウェザーニュース
今日5日(日)の西・東日本太平洋側は移動性高気圧に覆われて晴天が広がっている一方、北日本日本海側や北陸エリアを中心に一部で雨や雪が降っています。
東北北部を中心にこれまでの雪で積雪量が多くなっており、明日は雨と昇温による融雪に警戒が必要です。
この冬の青森県内は大雪に見舞われていて、津軽エリアを中心に積雪量が多くなっています。
弘前市のアメダスでは昨日4日(土)に最深積雪114cmを観測、1月としては観測史上最深積雪となりました。青森市のアメダスでは今日5日(日)の午前5時に積雪深139cmを観測、1月としては観測史上10位の積雪深です。
午後は小さな雪雲が流れ込む可能性はあるものの、雪の時間は短く、比較的穏やかな空が広がるとみています。除雪作業は安全を確保して、可能な限り複数人数で行うようにしてください。
週明けの明日6日(月)は東に進む低気圧と前線が日本海から接近します。上空の寒気は北に退いて青森県の平野部では雪ではなく、雨が降る予想です。
予想最高気温は7℃で、3月中旬並みの暖かさになります。雨と昇温で融雪が一気に進むおそれがあります。ぬかるむ路面や屋根からの落雪、山沿いでは雪崩の発生に警戒が必要です。外出する場合は足元に加えて頭上にも注意するようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)