2025/01/04 11:45 ウェザーニュース
来週8日(水)頃からは日本列島の上空に西回りで強い寒気が流れ込みます。
強い寒気は来週末まで居座る予想で、西日本も含めた広範囲で大雪に警戒が必要です。寒気のピークでは西日本の平野部や東海地方でも雪の降る可能性があります。
来週の中頃からは、平地で雪の降る目安とされる上空約1500mで−6℃以下の寒気が九州や四国付近まで南下します。寒気は西回りで流れ込み、西日本では今シーズン一番強い寒気となる予想です。
このため日本海側では広範囲で雪が降り、北陸から山陰の平野部では今シーズン初めての大雪となるところも多くなりそうです。太平洋側にも雪雲が流れ込み、名古屋や京阪神、瀬戸内海周辺などでも雪の降る可能性があります。
すでに大雪となっているところもある北日本の日本海側でもさらに積雪が増えそうです。冬型の気圧配置は来週の週末まで続く見込みで、総降雪量が多くなるおそれがあります。
来週は日本列島の広い範囲で、大雪による災害に警戒が必要です。
寒気は西回りで流れ込むため、西日本を中心に気温が低くなります。
朝晩も冷え込み、九州の平野部でも雪が降るくらいの寒さになるそうです。福岡や熊本では最高気温が6℃くらいまでしか上がらないことがある予想です。
広島や大阪、名古屋でも最高気温が5℃前後となる日があります。関東や北陸、北日本でも真冬の体感となり、来週中頃以降は全国的に寒さが厳しくなりそうです。