2025/01/03 18:00 ウェザーニュース
来週8日(水)頃からは日本列島の上空に西回りで強い寒気が流れ込みます。西日本の平野部や東海地方でも雪の降る可能性があり、広範囲で大雪に警戒が必要です。
平地で雪の降る目安とされる上空約1500mで−6℃以下の寒気は九州の南まで覆うようになり、西日本にはこの冬一番の寒気が流れ込む予想です。
このため、北陸から近畿北部、山陰にかけて雪が降る予想です。北陸以西の平野部では今シーズン初めての大雪となるところも多くなりそうです。太平洋側にも雪雲が流れ込み、名古屋などでも雪の降る可能性があります。
すでに大雪となっているところもある北日本の日本海側でもさらに積雪が増えそうです。冬型の気圧配置は来週の週末まで続く見込みで、総降雪量が多くなるおそれがあります。
日本列島の広い範囲で、大雪による災害に警戒が必要です。
寒気は西回りで流れ込むため、週後半は西日本を中心に気温が低くなります。
福岡では最高気温が5℃くらいまでしか上がらないことがある予想です。広島や大阪、名古屋でも最高気温が7℃前後となる日があります。
関東や北陸、北日本でも真冬の体感となり、来週中頃以降は全国的に寒さが厳しくなりそうです。