2025/01/01 10:27 ウェザーニュース
今日1日(水)の日本列島は冬型の気圧配置となっており、上空には強い寒気が南下して、北日本日本海側を中心に広範囲で雪が降っています。積雪の更なる増加に注意が必要です。
平地で雪を降らせる目安である上空約1,500mで-6℃の寒気は北陸〜関東北部、さらに強い-12℃の寒気は北海道のほぼ全域を覆っています。
北日本日本海側や北海道オホーツク海側、新潟県の内陸部では昨夜から雪が降り続き、積雪が増しています。
福島県の桧枝岐では午前9時までの12時間で33cmの降雪を観測しました。北海道札幌市内の小金湯でも28cmの降雪を観測しています。
午前9時時点の積雪深は青森県酸ケ湯で344cm、福島県桧枝岐で154cm、青森で80cm、札幌で32cmとなっています。
今日はこの後も断続的に雪が降り、一時的にドカドカと強く降って短時間で積雪が増すおそれがあります。積雪による路面の悪化や吹雪による視界不良に加えて、屋根からの落雪に注意してください。
除雪作業の際の事故が起きやすい時期です。除雪作業は安全を確保して、可能であれば複数人数で行うようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)