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北日本や山沿いは積雪増加 山陰から北陸沿岸は雷や霰に注意

  • 2024年12月14日
  • ウェザーニューズ

2024/12/14 17:06 ウェザーニュース

日本海側は広い範囲で雪や雨が降り続いています。北日本や山沿いでは積雪増加による路面状態の悪化に、北陸から山陰の沿岸部では雷や霰(あられ)などに注意が必要です。

明日15日(日)も北陸以北は雪や雨が強まるおそれがあります。

山沿いでは1時間に5cm超の強い雪

今日14日(土)の日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。北日本日本海側は平野部を含めた広い範囲で、東日本や西日本は山沿いで雪が降り続いていて、積雪が増えてきました。

局地的に雪雲が発達し、福島県只見町では16時までの1時間に6cm、山形県尾花沢市では5cmの降雪を観測しています。

また、山陰付近にはシアライン(風の流れが変化する境界線)があり、周辺では大気の状態が不安定になっています。雷や霰(あられ)を伴っている所もある状況です。この雲は徐々に東へ移動するため、この後は近畿北部や北陸西部で急な強い雷雨や霰等に注意してください。

明日は北海道で積雪急増のおそれ

冬型の気圧配置は明日15日(日)も続く見込みで、北陸や北日本の日本海側は断続的に雪や雨が降ります。

特に、上空5500m付近で中心が−42℃という強い寒気を伴った気圧の谷が接近する北海道は、道北を中心に雪が強く降る予想です。局地的には1時間で5〜8cmの雪となって、積雪が急増するおそれがあります。

路面状況の悪化や屋根など高所からの落雪に注意が必要です。雪の止み間でこまめに除雪をするようにしてください。

東北〜北陸は雷や雹(ひょう)、突風等に注意

日本海で低気圧が発生し、明日の日中に青森県〜北海道の道南付近を通過します。そこからのびるシアライン(風の流れが変化する境界線)が、東北〜北陸を通過する見込みです。寒気が少し北上するため、東北沿岸部は雨になる所が多く、内陸部は湿った雪になるとみています。

低気圧やシアラインの通過時は降り方が強まり、雷や霰(あられ)・雹(ひょう)、突風を伴うおそれがあります。風も強く、荒れた天気となる見込みです。荒天時の無理な外出は控えてください。


低気圧の通過後は再び寒気が強まり、東北では雪に変わるとみています。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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