2024/12/13 18:12 ウェザーニュース
日本付近は来週にかけても冬型の気圧配置が続きます。北日本や山沿いでは雪が降り、積雪増加による路面状態の悪化などに注意が必要です。
北陸沿岸は長雨になるため、土砂災害などの発生に注意してください。
日本付近は来週19日(木)頃まで西高東低の冬型の気圧配置が続き、日本海側では雪や雨の降る日が続く予想です。
上空1500m付近で−6℃以下という、平地で雪の降る目安の寒気は東北南部付近まで南下する日が多く、北日本は平地でも雪の所が多いとみています。短時間の強い雪や大雪による積雪増加、視界不良に注意が必要です。
東日本や西日本日本海側も標高の高い山では雪になり、積もる可能性があります。峠道の走行は冬用タイヤなど滑り止めを装着するようにしてください。
18日(水)頃にかけてはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が日本海で明瞭化し、停滞する可能性があります。周辺では雨雲が発達しやすく、雷や霰(あられ)、突風などを伴った強い雨に注意が必要です。
特に、JPCZに近い北陸沿岸は長雨となり、総降水量は多い所で200mmを超えるとみています。新潟県内ではすでに土砂災害の危険度が高い所がありますが、そのほかの地域でも土の中の水分量が増えることで危険度が高くなるおそれがあるため、急斜面や崖など危険な場所には近づかないようにしてください。
石川県能登地方も、雨が強い間の無理な復旧作業は控えた方が安心です。