2024/12/13 15:23 ウェザーニュース
今日13日(金)は日本海側の地域だけでなく、太平洋側の地域も雲が広がっています。日差しが乏しいため気温が上がらず、東京都心ではこの冬一番低い最高気温になりました。
日本付近は冬型の気圧配置が緩んでいるものの、上空には寒気が居座っています。また、北陸沖と四国沖にある低気圧の影響で、太平洋側を含めて雲の広がっている所が多い状況です。
朝から雲が優勢の東京都心は気温がほとんど上がらず、15時までの最高気温は12時53分に観測した8.4℃になりました。これは真冬並みの寒さで、最高気温としては11月20日に観測した8.8℃よりも低く、この冬一番となっています。
北海道も札幌市で−1.2℃など、真冬並みの寒さとなりました。最高気温が0℃以下の真冬日地点数は、全国で140地点になっています。
午前中に日差しが届いた西日本は10℃を超えた所が多く、福岡市は13時03分に12.0℃を観測しました。
明日14日(土)は冬型の気圧配置が強まります。上空の寒気は今日より南下し、特に西日本で気温が大幅に下がる見込みです。最高気温は福岡市で今日より3℃低い9℃、鳥取市で6℃以上低い6℃の予想になっています。
関東は天気が回復して日差しが届くため、最高気温は今日より上がって10℃を超える見込みです。ただ、冷たい風が強く吹いて、暖かさはあまりありません。
全国的に北風で気温の数字以上に寒く感じられそうなので、風を通しにくい上着をご用意ください。