2024/12/11 09:33 ウェザーニュース
今日11日(水)は北海道の広い範囲で雪が降っていて、局地的に強まっています。3時間で20cm近い雪の積もった所もあり、路面状況の急激な悪化や視界不良に注意が必要です。
北海道の上空5500m付近には−39℃以下の強い寒気が流れ込み、さらに気圧の谷が通過することで雪雲が発達しています。
活発な雪雲が次々に通過している道北で特に雪が強く降っていて、日本海に面した羽幌町では5〜8時のわずか3時間で積雪が18cmも増加、下川町では9時までの1時間に11cmの降雪を観測しました。沿岸部では瞬間的に20m/s前後の強い風も吹いているため、吹雪になっている所もあります。
気圧の谷はこの後、東に離れていくものの、強い寒気の影響が残るため午後にかけても雪の強まりやすい状態が続く見込みです。1時間に5cmを上回るような強い雪が断続的に降って積雪が増加し、強い雪や風によって視界も悪くなります。
車の運転や徒歩での移動時は十分に注意し、ホワイトアウトの近い状況になった場合は無理な移動を避けるようにしてください。
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
