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冬の貴重な晴れ間に逆さ虹が出現 鳥取で環天頂アーク

  • 2024年12月11日
  • ウェザーニューズ

冬の貴重な晴れ間に逆さ虹が出現 鳥取で環天頂アーク

2024/12/11 08:54 ウェザーニュース

今日11日(水)朝の山陰は雲の隙間が多く、鳥取県では空の高い所に逆さ虹とも呼ばれる環天頂アークが出現しました。

午後は天気が崩れ雨や雪に

今日の日本付近は冬型の気圧配置になっています。日本海では北寄りの風と西寄りの風がぶつかることで、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成されていて、雲が発達している状況です。

JPCZから少し離れている所では雲が少なくなり、山陰では晴れ間が多くなっています。空の高い所に薄い雲がかかっていて、鳥取市では環天頂アークが現れました。


環天頂アークは薄雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させることで現れる現象のひとつで、太陽の中心から上方46度前後の空の高い所に出現します。弓なりの美しい虹色を描き出すことから、逆さ虹とも呼ばれます。太陽高度が22度前後の時に最もはっきり現れ、日の出の2時間後や日没の2時間前が見えやすい時間帯です。

今は晴れている山陰ですが、午後はJPCZの南下に伴って雲が広がり、次第に雨や雪が降り出します。局地的には雷や霰(あられ)を伴って強く降る可能性がありますので、この後の空の変化にはご注意ください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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