2024/12/11 15:01 ウェザーニュース
この先一週間も冬型の気圧配置が続きます。北日本では期間を通して上空の寒気が平年よりも3〜6℃程度低い予想で、日本海側の地域を中心に断続的に雪が降ります。積雪の増加に注意してください。
西日本や東日本では、14日(土)〜15日(日)頃に再び寒気の流れ込みが強まる予想です。北陸や山陰などでは寒気の影響で雨量がかさむため、土砂災害等にも注意が必要です。山沿いでは大雪のおそれもあります。
寒気の影響で全国的に気温は平年並みか平年よりも低い日が多くなります。11月までの傾向から一転して冬本番の寒さが続いているため、体調管理にご注意ください。
特に15日(日)頃は東日本や西日本でも0℃前後の冷え込みとなる可能性があり、霜が降りたり、内陸では路面凍結等のおそれがあります。
太平洋側の各地ではこの時期らしく晴れたり曇ったりの日が続く見込みです。空気が乾燥するため体調管理や火の取り扱いにご注意ください。
ただ、13日(金)から14日(土)には低気圧の影響で太平洋側でも一時的に天気が崩れる可能性があります。降水量はさほど多くないものの、山沿いでは雪の可能性もあるため注意してください。
13日(金)夜〜14日(土)明け方に、三大流星群の一つ「ふたご座流星群」が一番の見頃を迎えます。
毎年安定して多くの流れ星が見られる流星群で、今年は15日(日)が満月のため、ほぼ一晩を通して月明かりの影響を受けることになります。それでも環境の良い場所では1時間に最大で40個前後の流星が見られるかもしれません。