2024/12/08 09:50 ウェザーニュース
今日8日(日)の日本列島は西高東低、冬型の気圧配置で上空には強い寒気が流れ込んでいます。
昨夜から断続的に雪が降り続いている北日本日本海側や信越エリアでは内陸部を中心に大雪に警戒が必要です。
平地で雪を降らせる目安の上空1,500mで-6℃の寒気は東北南部まで南下しています。北日本日本海側では市街地でもしっかりと雪が降り、積雪が増加しています。
青森市では昨夜21時に13cmだった積雪深が午前9時には31cmに達しています。雪が多いことで知られる青森県酸ケ湯では午前9時の積雪が123cmに到達。福島県会津や新潟県内陸部、長野県北部や岐阜県飛騨でも積雪が着実に増しています。
また、信越地方や岐阜県飛騨地方でも雪が強まり、北陸でもミゾレとなってきています。9時の時点で長野市は1cm、高山では2cmの積雪を観測しました。共に今季初の積雪の観測です。
この後も断続的に雪が降り、内陸部を中心に積雪がさらに増すおそれがあります。安全を確保の上、可能であれば複数人数で除雪作業をしておくと良さそうです。
西日本でも中国山地や四国山地、九州山地など山沿いを中心に雪が降り、一部では積雪が観測されています。広島県高野では9時時点で10㎝の積雪です。
また、今朝は広島地方気象台と松江地方気象台が初雪の観測を発表しました。広島は平年より6日早く昨年より20日遅い、松江は平年より1日遅く昨年より20日遅い観測です。平野部では雪が積もることはないとみていますが、峠道を走る場合は冬タイヤを装着するようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)