2024/11/27 15:44 ウェザーニュース
今日27日(水)は日本海側で雨の所が多く、一部で強く降っています。今夜から明日28日(木)も荒れた天気が続くため注意が必要です。
上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気が、大陸から日本列島へと少しずつ近づいています。九州から北海道にかけて日本海側の広い範囲で雨が降っていて、雨雲の一部は瀬戸内海にも広がっている状況です。
寒気が強いため大気の状態が不安定で雨雲が発達しやすく、霰(あられ)の降った所もありました。
また、日本海側は風が強まっていて、15時30分までの最大瞬間風速は山形県酒田市・飛島で27.6m/s、石川県羽咋市で20.6m/s、長崎市で19.5m/sを観測。九州北部と山口県には暴風警報が発表中です。
明日28日(木)は今日に比べると寒気が日本列島上空に拡大するため、日本海側の広い範囲に加えて太平洋側の一部でも雨が降る見込みです。
明日朝の降水分布の予想を見ると、九州北部から北海道の日本海側は雨の降る所が多く、一部に活発な雨雲がかかります。昨日、最大震度5弱の地震があった石川県周辺でも雨の強まる時間帯がある見通しです。
また、東北太平洋側や四国の瀬戸内側でも雨が予想され、午後にかけては関西などにも雨雲が広がる可能性があります。短時間の強雨や落雷、突風、霰に注意をしてください。
風の強い状況も続き、横殴りの雨になる所がありますので、大きめな丈夫な傘やレインコートなどがあると良さそうです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)