2024/11/09 10:18 ウェザーニュース
気象庁は、フィリピンの東の熱帯低気圧について「24時間以内に台風に発達する見込み」、マーシャル諸島の熱帯低気圧について「12時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。発生すると台風23号・台風24号と呼ばれることになります。
▼熱帯低気圧 11月9日(土)9時
中心位置 フィリピンの東
移動 西 30 km/h
中心気圧 1006 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
24時間以内に台風に発達する見込み
▼熱帯低気圧 11月9日(土)9時
中心位置 マーシャル諸島
移動 北西 30 km/h
中心気圧 1008 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
12時間以内に台風に発達する見込み
フィリピンの東の熱帯低気圧は、西よりに進んでフィリピンのルソン島を通過し、南シナ海に向かう予想です。日本への直接の影響はない見込みです。
マーシャル諸島の熱帯低気圧も西よりに進んで、マリアナ諸島で勢力を落として熱帯低気圧になる予想です。こちらも日本への直接の影響はない見込みです。
また、これらとは別にトラック諸島近海でも熱帯低気圧が発生する可能性があり、注目が必要です。
次に台風が発生すると、4日(月)に発生した台風22号以来で、今月に入ってからは2つめです。11月の台風発生数の平年値は2.2個で、まだ台風の発生は珍しくない時期です。
例年11月以降になると台風の接近・上陸は少なくなってきますが、過去には11月末に本州に上陸した台風も記録にあり、まだ油断はできません。