2024/11/08 08:00 ウェザーニュース
きのう強い寒気が南下した影響で日本海側を中心に雪や雨が降り、北海道内では積雪となった所が多くなりました。
今朝は天気が回復してきたところが多いものの、気温が低下しているため路面凍結等に注意が必要です。
今季は10月中旬にいちど冬型が強まり強い寒気が流れ込みましたが、それ以降はあまり冬型が強まりませんでした。今週になってようやく今季2度目の寒気の流れ込みが始まり、昨日7日(木)をピークに強い寒気に覆われました。
道内ではこれまで目立った積雪はありませんでしたが、6日(水)から7日(木)朝にかけて旭川、札幌、小樽、倶知安でそれぞれ1cm以上の積雪が観測されました。昨日は断続的に雪が降り、札幌では積雪の深さが最大で7cmに達しました。
降雪は今日明け方までにピークを越えたところが多く、札幌では朝になって青空が広がってきました。
雪のピークを越えたものの、道内各地で冷え込みが強まっていて、後志の喜茂別町・アメダス喜茂別では最低気温が−10.5℃まで下がりました。富士山頂を除く今季全国最低気温で、初めて-10℃を下回りました。
札幌市街地などでは車道はシャーベット状になって凍ってはいないところが多いようです。ウェザーニュースアプリのユーザーからは、日陰では凍結しているところがあるとの報告が届いています。今シーズン初めての積雪ですので、スリップ事故や転倒に十分注意してください。