2024/11/07 15:07 ウェザーニュース
二十四節気の立冬の今日7日(木)は寒気が流れ込んだため各地で気温は低めとなりました。一部では冬を先取りしたような寒さになった所があります。
昨夜から今日にかけて日本列島の上空に寒気が流れ込んできました。雪や雨が降った北日本の日本海側や北陸では気温の上がり方が鈍く、冬を先取りした寒さです。15時00分までの最高気温は札幌市が4.2℃、金沢市は11.0℃といずれも12月上旬並みになっています。
晴れた太平洋側の各地も20℃に届かない所が多く、東京都心は18.0℃、大阪市は17.2℃でした。東京地方や近畿地方では木枯らし1号が発表されるなど、北寄りの風が強く吹いたため体感温度は低く、東京都内のウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では、昼間でも半数ほどが「肌寒い」と回答しています。
明日8日(金)の朝は寒気の影響が残るため、今朝以上に冷え込む所が多くなります。最低気温は東京都心と大阪市で9℃、名古屋市で7℃で、いずれもこの秋以降では初めての一桁の予想です。名古屋市は今朝に比べると5℃も下がり、かなり寒く感じそうです。
昼間も気温はそれほど上がらず、最高気温は東京都心で15℃、大阪市で17℃など西日本、東日本は今日と大きくは変わりません。風が弱まる分だけ体感温度は少し上昇します。
雪や雨が落ち着く日本海側は今日よりも高く、札幌市は8℃まで上がる予想です。