2024/11/07 11:58 ウェザーニュース
この週末に出かけたい、紅葉見頃スポットをお伝えします。
今年は色づきの進みがゆっくりですが、週末にかけてグッと気温が下がるため、長野県軽井沢町の雲場池や山梨県の山中湖などでもようやく見頃の紅葉を楽しめそうです。
お出かけの際は最新の天気予報を確認し、服装や装備の準備をするようにしてください。
■週末に紅葉が見頃になる名所は?■
2024年11月9日(土)〜10日(日)
・東北 週末に見頃の紅葉名所・田沢湖(秋田県)
田沢湖は周囲約20kmのほぼ円形の湖で、水深は日本一の深さを誇ります。瑠璃色の湖面に紅葉が映え、神秘的な雰囲気となります。
・中尊寺(岩手県)
本堂から金色堂までの参道の紅葉は見事で、夕日に照らされる紅葉と徐々にライトアップされていく紅葉を観るのがオススメです。
山形県総合運動公園(山形県)
250mほど続く「いちょうの道」が、黄金色に染まります。すでに見頃を迎えていて、週末も美しい黄葉を楽しめそうです。
・塔のへつり(福島県)
塔のようにそびえる10本の石塔が、モミジ、ナラ等の広葉樹に覆われています。特に紅葉の時期は石塔の白、大川の緑、紅葉した木々の赤が調和し、大川ラインの中でも有名な紅葉スポットです。
・袋田の滝(茨城県)
第1観瀑台からは豪快な滝を見ることができ、エレベーターで第2観瀑台に昇れば滝の全景を見ることができます。すでに色づきが始まっており、今週末は紅葉狩りを楽しめそうです。
・塩原温泉(栃木県)
温泉街を流れる箒川と支流の周りで色づく紅葉を楽しめます。塩原渓谷遊歩道や紅の吊橋などが絶景ポイントです。
・吹割の滝(群馬県)
尾瀬付近を源にして流れる片品川の渓谷美は、利根川の支流群中第一と言われています。四季によって絵模様を変える渓谷美や、紅葉と滝が織りなすコラボレーションを遊歩道散策しながら楽しむことができます。
黒部峡谷トロッコ電車沿線 紅葉の様子|※動画が見られない場合はこちらからご覧ください
・黒部峡谷トロッコ電車沿線(富山県)
紅葉樹や黄葉樹と常緑樹とのあざやかなコントラストが特徴で、黒部峡谷トロッコ電車から見る峡谷の紅葉は見事です。
・雲場池(長野県)
雲場池の周囲がもみじで真っ赤に染まります。寒暖の差が大きく紅葉の色も濃く鮮やかです。平年より10日ほど遅れて見頃となっています。
・山中湖(山梨県)
200本を超える紅葉回廊がライトアップされ、とても幻想的な光景となります。また山中湖村の山々をハイキングし、富士山・湖・紅葉の三つ巴を眼下に見るのも、この季節ならではの楽しみ方です。
・荒川峡もみじライン(新潟県)
荒川峡は、新潟・山形の県境から下流約15kmにわたって続く、県内屈指の紅葉の名所です。新潟の橋50選にも選定された鷹の巣のつり橋と紅葉の景色が見どころです。
・白川郷(合掌造り集落周辺)(岐阜県)
世界遺産に登録された白川郷合掌造り集落周辺では、ナラやトチ、カエデ、モミジが美しく色づきます。
・八丁池(静岡県)
展望台からは、清澄な八丁池と山の紅葉、富士山が望めます。今週末に見頃を迎える予想です。
・高野山(和歌山県)
壇上伽藍の蛇腹路が一番の見所で、奥之院や各宿坊寺院の境内で色づく紅葉も見ごたえがあります。高野龍神スカイライン護摩壇山周辺でもブナやミズナラなどが黄葉します。
・大山(鳥取県)
10月下旬から11月初旬にかけてピークを迎える大山の紅葉。山麓の森が朱やオレンジ、黄色に染まる紅葉は、日本でも屈指の美しさを誇り全国から多くの観光客が足を運びます。
・帝釈峡(広島県)
神龍湖は周囲24km、全長8kmの人造湖で、湖上の遊覧船やカヤックから自然の織りなす雄大な絶景が楽しめます。日本一の天然橋「雄橋」に続く遊歩道では、帝釈川の静かな流れと川面に紅葉が映えます。
・井倉峡(岡山県)
井倉峡は約7kmの断崖が続き見事な紅葉が楽しめます。周辺には哲西鯉が窪湿原、成羽町吹屋ふるさと村があります。
標高の高い地域や山間部では、平野部より寒くなることが予想されます。天気急変にも備えて、雨具と暖かい服装を用意してください。
紅葉狩りの後に、温泉で身体を温めるのも良さそうです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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