2024/11/06 15:38 ウェザーニュース
これから明日7日(木)にかけて日本列島の上空に寒気が南下してくる予想です。
北海道では今夜から雨が雪に変わり、平地でも積もるところがある見込みです。
明日7日(木)にかけて北日本を気圧の谷が通過する予想で、今夜以降はさらに強い寒気が流れ込みます。
降水があれば平地でも雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は東北北部付近まで南下する見込みです。
また、大雪の目安とされる上空約5500mで−36℃以下の寒気が北海道の一部にかかる予想です。
このため北海道の日本海側やオホーツク海側は平地でも雪の降る所が多くなります。市街地でも雪の積もる可能性があり、札幌市中心部でもうっすらと雪化粧するかもしれません。
山沿いではまとまった積雪となるおそれもあり、峠道の走行は路面状態の悪化に注意が必要です。
下層寒気のピークは明日の午後から夜にかけてとなる見込みです。
このタイミングで気温が低くなり、路面への積雪や凍結のおそれが高まります。平野部の含めた道内各地で路面状態の悪化に気をつけてください。
タイヤ交換を済ませていない場合は危険を伴うので、チェーンなどを装着するようにしてください。
上空の寒気は東日本や西日本にも南下します。
本州の日本海側では明日の午前中にかけて、大気の状態が不安定になります。急に強まる雨や落雷、突風、あられなどに注意が必要です。
東北から東日本の標高の高い所は雪が降り、初冠雪となる山もありそうです。
関東から西の太平洋側は晴れますが、北風が冷たく感じられそうです。明日の日中は風が強まり、東京地方や近畿地方では木枯らし1号になるかもしれません。
明日の夜はさらに冷え込みが強まり、東京都心でも明後日8日(金)の朝は今季一番の冷え込みとなる予想です。
昼間は晴れても15℃前後までしか上がらないため、外出の際は暖かな服装でお出かけください。