2024/11/02 11:37 ウェザーニュース
三連休初日の今日2日(土)は台風21号から変わった低気圧の影響で季節外れの暖気が流入し、西日本の太平洋側で気温が上がっています。宮崎市では11月として24年ぶりの真夏日になりました。
台風21号から変わった低気圧の接近に伴い、日本列島には梅雨の時期のような非常に暖かな空気が流入しています。この暖気は11月として記録的な大雨を降らせるとともに、気温も押し上げています。
特に気温の上昇が目立つのは西日本の太平洋側で、比較的雨が弱く晴れ間の見えた時間もあった九州南部では一部で30℃を上回りました。
宮崎市では11時22分に31.0℃を観測し、11月としては2000年11月2日以来24年ぶり2回目の真夏日です。また、鹿児島県・屋久島は32.2℃まで上がり、こちらは11月の日本歴代2位になります。九州南部や四国など30地点近くで11月の観測史上1位を更新しました。
九州南部はこの後、次第に北寄りの風に変わって気温が低下します。今夜から明日3日(日)の朝にかけては20℃を割り込んで、明日の最低気温は17℃の予想です。気温の急激な変化で体調を崩さないようご注意ください。