2024/11/01 11:09 ウェザーニュース
今日11月1日(金)は西日本から雨の範囲が広がってきました。
三連休初日の明日2日(土)にかけて、台風21号由来の湿った空気で秋雨前線の活動が活発化し、激しい雨の降る所がある予想です。
西日本を中心に大雨となるおそれがあるため警戒してください。
今日1日(金)は秋雨前線の影響で朝から西日本各地で雨が降っています。
高知県黒潮町佐賀では8時13分までの1時間に21.0mmの強い雨が降りました。また、熊本市周辺などでもザーザー降りとなっています。
雨雲は次第に東に拡大し、近畿や東海、北陸も午後には雨が降りだし、強く降る可能性があります。関東も夜には雨が降り始める予想です。
特に九州や中国・四国は午後から雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。帰宅の際は道路冠水などにお気をつけください。
今夜からはさらに雨雲が発達しやすくなる予想です。
昨日台湾を横断した台風21号(コンレイ)は、今夜には東シナ海で温帯低気圧に変わります。台湾の陸地の影響で急速に勢力を落としましたが、非常に強い勢力に発達していたこともあり、多量の湿った空気を運び込んでいます。
台風21号から変わる温帯低気圧は今夜遅くに九州の西に進み、この低気圧もしくはその前面に発生する別の低気圧が、明日2日(土)は前線に沿って西日本〜東日本を進む見込みです。
九州北部や中国地方は明日にかけて断続的に激しい雨となり、多いところでは48時間に300mm以上に達する可能性があります。
11月としては珍しい大雨になるおそれがあるため、土砂災害や低地の浸水、河川の増水などに注意・警戒するようにしてください。
関東から近畿にかけても明日の午後は雷を伴った激しい雨となる可能性があり、三連休初日のお出かけは雨の降り方に注意が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)