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台風18号は東シナ海に停滞 台湾では大雨災害のおそれ

  • 2024年10月2日
  • ウェザーニューズ

2024/10/02 11:00 ウェザーニュース

10月2日(水)9時現在、非常に強い台風18号(クラトーン)は南シナ海にあってほぼ停滞しています。

非常に強い勢力にダウン

昨日1日(火)に猛烈な勢力となった台風18号(クラトーン)は、9時現在では非常に強い勢力にやや弱めました。

▼台風18号 10月2日(水)9時
 中心位置   南シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   935 hPa
 最大風速   50 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 70 m/s

明日3日(木)に台湾に上陸へ

台風は昨日1日(火)から勢力をやや弱めたものの、依然として非常に強い勢力を保っています。

動きが非常に鈍いため、台風に近い台湾では大雨と暴風が継続しています。台湾の気象当局によると台湾南東部は地形の影響で雨が強まり、9月29日(日)からの総雨量が既に700mm〜800mmに達しているところがあります。

この後、台風はゆっくり北寄りに進み、明日3日(木)には強い勢力を保ったまま台湾に上陸する予想です。上陸後は、北上しながら急速に勢力を落として5日(土)には熱帯低気圧に変わるとみています。台湾の気象当局は大雨や暴風などによる大きな災害発生のおそれがあるとして各種の警報を発表し、厳重な警戒を呼びかけています。

先島諸島も激しい雨のおそれ

沖縄の先島諸島には台風の外側の発達した雨雲が流れ込み、一時的に激しい雨が降るおそれがあります。

与那国島のアメダスでは今日2日(火)8時40分までの1時間に68.5mmの非常に激しい雨を観測しました。

道路の冠水や河川・用水路の増水に警戒してください。大気の状態が不安定になっているため、落雷や竜巻を含む突風の発生にも注意が必要です。台風の動きが鈍いため、大雨のリスクは今日いっぱい続く見通しです。荒天の間は外出を控えて屋内で安全を確保するようにしてください。

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