2024/09/28 15:51 ウェザーニュース
9月28日(土)15時現在、台風17号(チェービー)は小笠原近海を北北西に進んでいます。明後日30日(月)頃に小笠原諸島の西を通過した後、10月1日(火)頃には関東沖に達する見込みです。
▼台風17号 9月28日(土)15時
中心位置 小笠原近海
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 20 km/h
中心気圧 1000 hPa
最大風速 20 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 30 m/s
台風17号は明日29日(日)から明後日30日(月)にかけて小笠原諸島の西を通過する予想となっています。
台風の北側に広がる雨雲は明日の夕方から小笠原諸島に一部にかかり始め、夜になると雨の強まる所がある見込みです。明後日には風も次第に強まりますので、備えは明日の早い時間に済ませるようにしてください。
また、海上では波の高い状態が続きますので、警戒が必要です。
その後はやや東寄りに進路を変えながら北上を続け、暴風域を伴いながら10月1日(火)頃に関東の東の海上を通過するとみられます。
台風17号は比較的小さいため影響範囲が狭く、予報円の中心付近を通った場合は、沿岸部の高波や一時的な風の強まりなど、影響は限定的です。ただ、陸地よりに進んだ場合は雨雲の一部が伊豆諸島や関東の一部にかかることが考えられます。
わずかな進路の違いで影響が大きく変化しますので、今後の情報に注意をしてください。
5日先までに台風の暴風域に入る確率が10%以上の府県予報区は以下の通りです。(気象庁)
宮城県 11 %
福島県 15 %
茨城県 22 %
栃木県 13 %
群馬県 11 %
埼玉県 15 %
千葉県 23 %
東京都
東京地方 15 %
伊豆諸島北部 15 %
伊豆諸島南部 24 %
小笠原諸島 22 %
神奈川県 15 %
山梨県 10 %
静岡県 12 %
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風17号の名前「チェービー(Jebi/제비)」は韓国が提案した名称で、つばめ(燕)のことをさす朝鮮語からとられています。