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三連休は秋雨前線の活動活発 東北、北陸を中心に大雨警戒

  • 2024年9月20日
  • ウェザーニューズ

2024/09/20 11:37 ウェザーニュース

秋雨前線の活動は明日21日(土)からの三連休も活発になるとみられます。東北や北陸を中心に雨量が増加する見通しで、大雨への警戒が必要です。

台風14号から変わった低気圧が日本海を東進

今日20日(金)、秋雨前線は東北地方をゆっくりと南下しています。前線の南側に暖かく湿った空気が継続的に流入しているため活動は活発で、東北や北陸の多い所ではすでに100mm以上の雨が降りました。

明日は中国大陸で東に反転した台風14号が接近する上、南からの暖湿流の流入も強まって一段と活動が活発になる見込みです。前線に近い東北や北陸を中心に雨が強まりやすくなります。

明後日22日(日)にかけて、台風14号が温帯低気圧に性質を変えながら日本海を進む予想に変わったため、強雨の中心は日本海の海上になる見通しです。前線の南側に当たる西日本から関東も大気の状態が不安定になるため、局地的な激しい雨のリスクはあります。

東北、北陸で200mm以上の大雨を予想

これから23日(月)朝までの雨量は、東北日本海側や北陸の多い所で200mm以上に達する予想です。すでに100mm以上の雨の降っている所がありますので、総雨量が300mm前後の大雨になる可能性があります。

能登半島地震の被害が大きかった地域でも雨量が多くなるとみられますので、土砂災害の発生には警戒が必要です。

西日本から東海、関東にかけては総雨量が多い予想の所はないものの、局地的な激しい雨によって道路冠水や低い土地の浸水などが発生するおそれがあるため、油断はできません。前線の位置によって大雨となる地域が変化することも考えられますので、最新の情報を確認の上、警戒をするようにしてください。

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