2024/09/14 15:35 ウェザーニュース
今日14日(土)も関東から西日本は夏を思わせる暑さとなりました。特に日本海側で気温が高く、体温超えの所もあります。
明日15日(日)は前線の南下に伴って雨の範囲が広がり、暑さは和らぐところが増える見込みです。
西日本や東日本は強い日差しで気温が上がり、15時までの最高気温は軒並み30℃以上になっています。特に日本海側では南風が山を越えてフェーン現象が発生したとみられ、35℃以上の猛暑日の所が多くなりました。
全国で気温が最も高くなったのは長崎県南島原市口之津で、体温超えの37.8℃を観測しています。9月としては1位の記録です。また、福岡県太宰府市では午前中に35℃を超え、今日も年間猛暑日日数の日本記録を更新しました。
前線の北側にあたる北海道は、札幌市で23.7℃などこの時期らしい陽気になっています。
三連休二日目の明日15日(日)は前線が南下して、東北から北陸、近畿、中国地方にかけては広い範囲で雨が降る予想です。雨が降る分、厳しい暑さは少し和らぐとみています。最高気温は名古屋市や大阪市で30℃、新潟市は29℃の予想です。
一方、前線の影響を受けにくい関東南部や九州東シナ海側は残暑が続きます。東京都心は33℃、福岡市は36℃まで上がる予想です。太宰府市は明日も猛暑日日数の記録を更新するとみています。お出かけの際はこまめに屋内の涼しいところで休憩したり、水分を補給したりするなどで対策を万全に行ってください。
前線の北側で秋の空気に包まれる北海道は、過ごしやすい体感になりそうです。