2024/09/12 11:35 ウェザーニュース
今日12日(木)も西日本から関東は猛烈な残暑が継続しています。午前中から35℃以上の猛暑日の所があり、午後にかけて熱中症リスクが高くなる見込みです。
西日本から関東は上空の高気圧にしっかりと覆われています。上空1500m付近には+18℃以上の真夏の空気が広がっていて、晴れている所では午前中から急速に気温が上昇しています。
11時30分までの最高気温は、全国で最も上昇している大分県日田市で35.6℃を観測。福岡県太宰府市は35.2℃で、日本歴代最多をさらに更新する今年54日目の猛暑日です。東京都心も34.5℃と昨日を上回ってきました。
ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では、「ジリジリ暑い」が関東以西で40%前後、「ムシッと暑い」は50%前後に達し、夏の暑さになっていることがわかります。(10〜11時の集計)
午後も晴天が続いて、さらに気温の上昇する所があります。
13時の暑さ指数(WBGT)予想では西日本から関東で熱中症の危険度が高い赤色の領域が広く、九州北部や近畿、東海、関東などには最も危険度が高い紫色の領域もみられます。
屋外で活動をする場合は涼しい所でこまめに暑さを避けたり、適切に水分補給、塩分補給を行うことが必要です。また、室内でも熱中症のリスクがありますので、エアコンなどで室内温度をしっかりと管理してください。