2024/09/11 15:25 ウェザーニュース
今日11日(水)は東北から九州で気温が上がり、35℃以上の猛暑日地点数は15日ぶりに100地点を超えました。9月も中旬になりましたが、暑さは収まる気配がありません。明日12日(木)も関東以西は厳しい残暑が続きます。
15時までの最高気温の分布を見ると、東北から九州は30℃以上を表すピンク色や赤色の地点がほとんどです。35℃以上の猛暑日地点数は150地点となり、8月27日以来15日ぶりに100地点を超えました。
全国で気温が最も高くなったのは大分県日田市で、13時57分に体温超えの37.8℃を観測しています。9月としては3位の記録ですが、9月中旬以降では1位の記録です。
また、福岡県太宰府市は今日も35℃を超え、今年53回目の猛暑日となりました。昨日に続き、年間猛暑日日数の日本記録を更新しています。
寒冷前線が通過して秋の空気が流れ込んでいる北海道は、軒並み20℃台になりました。札幌市の最高気温は日付が変わってすぐの夜中に観測されていて、15時00分時点では24.7℃となっています。
明日も本州の上空には高気圧が居座り、広い範囲で強い日差しが降り注ぐ見込みです。関東から西日本の最高気温は33℃以上の所が多く、さいたま市や京都市、熊本市では35℃を予想しています。万全な熱中症対策が欠かせません。
東北付近には前線があり、北側にあたる北海道は秋の乾燥した空気に覆われます。札幌市の最高気温は27℃の予想ですが、カラッとした暑さになりそうです。朝晩は少し肌寒く感じられるかもしれませんので、調節しやすい服装でお過ごしください。