2024/09/10 11:57 ウェザーニュース
今日10日(火)の三重県は早朝から断続的に非常に激しい雨となっています。所々で道路冠水が発生し、落雷によって停電も発生している状況です。
午後になると、雨の中心は四国や九州に移るとみられます。
西日本太平洋側は、高気圧と、南西諸島付近にある熱帯低気圧の間で湿った空気が次々に流れ込んでいます。特に、三重県付近では東寄りの風と南東からの風が集まることで雨雲が発達しやすく、早朝から断続的に激しい雨となっている状況です。
津市では11時07分までの1時間に58.5mm、鳥羽市では11時09分までに62.5mmの非常に激しい雨を観測しました。紀北町紀伊長島では6時間雨量が100mmを超えています。この雨によって、周辺では道路冠水や通行止めが発生しています。
雷も伴っていて、中部電力によると鳥羽市や伊勢市では停電の発生している所があります。
熱帯低気圧は徐々に西に移動するため、三重県内での激しい雨は午後になると少し落ち着く見込みです。一方、高知県や宮崎県など、より西の地域で雨が強まりやすくなります。道路冠水や河川の急な増水、落雷による停電等に十分注意してください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)