2024/09/07 13:30 ウェザーニュース
北日本を南下中の寒冷前線が停滞前線となり、週明け9日(月)にかけて東北地方〜東日本をゆっくりと南下する見通しです。
明日8日(日)は関東甲信地方に南から暖かな空気が流れ込み、大気の状態が不安定となります。南部の都市部も含めて天気急変に注意が必要です。急な激しい雨や落雷、突風、降雹などにお気をつけください。
関東では週明け9日(月)も、前線や南からの暖かく湿った空気などの影響で変わりやすい天気が続きます。急に強く降る雨に注意が必要です。
一方、前線から遠い西日本は晴れる所が多い予想ですが、太平洋側は湿った空気の影響で雲の広がる日もありそうです。
フィリピンの東〜日本の南は雲の発生・発達が盛んで、現在沖ノ鳥島付近にある低圧部が9日(月)頃に沖縄方面に接近する見込みです。
現時点では台風への発達は予想されていませんが、沖縄や奄美では大気の状態が不安定で週明けにかけて強雨や雷雨に注意が必要です。
さらに、今後は別のところで熱帯低気圧や台風が発生する可能性が考えられます。最新の気象情報や台風情報を随時ご確認ください。
この先の天気は周期的に変化し、10日(火)以降は再び前線が北日本〜東日本を通過する可能性があります。前線や湿った空気の影響で雨の降る所がある予想です。
気温は平年並みか高めの日が多く、晴れる日には35℃前後まで気温が上がる可能性があります。特に前線の通過前は暖気の影響で真夏の暑さとなるおそれがあるため、熱中症に注意が必要です。