2024/08/31 17:00 ウェザーニュース
台風10号が紀伊半島の沖で動きを遅くするため、東海では活発な雨雲のかかりやすい状況が続きます。すでに多くの雨が降っている上に、さらに激しい雨の降るおそれがあり、土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。
関東も南から暖かく湿った空気が流れ込むため雨雲が発達しやすく、局地的に雨の強まることがあります。特に関東西部の山沿いは総雨量が多いため警戒をしてください。
九州から中国、四国は高気圧に覆われて、晴れる所が多くなります。強い日差しが照りつけて気温が上昇し、最高気温は太平洋側や山陽で35℃前後まで上がる見込みです。
9月になっても厳しい残暑ですので、外出や台風の後始末などを行う際は熱中症対策が欠かせません。
北海道や東北北部は天気が回復して、日差しの戻る所が多くなります。朝は過ごしやすくても、昼間は気温が上昇し、東北では30℃以上の暑さになる予想です。朝と昼間の気温差が大きくなりますので、服装選びにお気をつけください。
東北南部は雲が多く、一時的に雨の降る可能性があるため、お出かけの際は折りたたみの傘など雨具があると良さそうです。