2024/08/31 08:00 ウェザーニュース
今日31日(土)の北日本は、前線や湿った空気の影響で道南や道央、青森県を中心に激しく雨が降っています。雨の範囲は徐々に東へ移動し、日本海側から天気は回復傾向となる見込みです。
激しい雨や雷雨、突風の可能性があるため、外出の際は大きめの傘をお持ちください。
北海道から山陰にかけて秋雨前線が伸びており、高気圧の縁辺や台風10号周辺の湿った空気が流れ込んでいます。この影響で、前線の活動が活発化し、断続的に雨が強まっている状況です。
今日31日(土)の朝には、青森県内で激しい雨が観測されています。6時30分に青森県・岳で1時間に51.5mmの非常に激しい雨、6時50分には青森県・五所川原で1時間に39.0mmの激しい雨が降りました。また、北海道の道南や道央でも雨が強まり、7時00分に函館で1時間に35.0mm、7時30分には沼ノ沢で43.0mmの激しい雨が観測されています。
8時00分現在、北海道の渡島、胆振地方に大雨警報、北海道の上川地方と青森県の津軽エリアには大雨と洪水警報が発表されています。これらの地域では河川の増水や土砂災害のリスクが高まっているため、最新の気象情報を確認し、安全な場所への移動を心がけてください。
前線は夜にかけて東へ移動し、日本海側から天気は回復していく見込みです。
ただ、前線が通り過ぎるまでは激しい雨や雷雨、突風のおそれがあります。大雨による道路の冠水や河川の増水、土砂災害などにも十分警戒してください。
外出する場合は、大きめの傘やレインコートなどの雨具をお持ちください。特に風が強まりやすい沿岸部では、傘が風で飛ばされる危険もありますので、レインコートの方が安全です。雷が鳴る場合は、なるべく早めに建物の中に避難し、屋外の活動は控えるようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)