2024/08/12 15:57 ウェザーニュース
連休最終日の今日12日(月)も東日本や西日本を中心に厳しい暑さとなりました。特に太平洋側では、台風5号に向かって吹く風でフェーン現象が発生し、40℃近くまで上がった所があります。
東日本や西日本は高気圧の圏内で、朝から強い日差しが照りつけています。東北北部を横断している台風5号に向かって吹く風により太平洋側を中心にフェーン現象が発生し、特に関東では朝から気温が高くなりました。
15時00分までの最高気温が最も高くなったのは群馬県桐生市で、39.7℃を観測しています。群馬県では伊勢崎市、館林市でも39℃を超えました。
東京都心は12時07分に35.5℃を観測し、今年17回目の猛暑日になっています。昨年2023年の22回に次いで2番目の多さです。名古屋市は37.8℃で、今日で19日連続の猛暑日になりました。
また、福岡県太宰府市と熊本県甲佐町、兵庫県淡路市郡家では7月19日から25日連続の猛暑日です。全国の猛暑日連続記録を更新しています。
北海道も、東寄りの風が山を越えて日本海側でフェーン現象が発生し、夕張郡長沼町など3地点で35℃を超えました。
明日13日(火)も関東から西日本は、太平洋側を中心に強い日差しが照りつけます。最高気温は35℃以上の猛暑日の所が多く、最大限の熱中症対策が欠かせません。暑さが続いているため、夏バテにもお気をつけください。
台風5号は熱帯低気圧に変わる見込みですが、東北や北海道では雨の降りやすい天気が続きます。気温はそれほど高くなくても蒸し暑くなりますので、通気性の良い服装が良さそうです。