2024/08/12 05:17 ウェザーニュース
台風5号は12日(月)午前中に東北地方の太平洋側に上陸する予想で、東北は広い範囲で荒天となります。特に岩手県沿岸を中心とした太平洋側では断続的に激しい雨が降って、記録的な大雨になるおそれがあるため厳重な警戒が必要です。
太平洋側だけでなく、7月に大雨被害があった山形県や秋田県でも強まる雨に注意をしてください。台風の周辺では風が強く、太平洋側の沿岸部は高波にも警戒が必要です。
西日本の各地や東海・関東は強い日差しが照りつけ、猛烈な暑さが続きます。北寄りの風が吹くためフェーン現象の影響で太平洋側で気温が高くなり、最高気温が35℃以上の猛暑日の所が多い予想です。
名古屋で39℃、熊本や甲府で38℃、前橋で37℃など、体温を上回るような危険な暑さの所もあるため、炎天下での長時間の行動を避けるなど熱中症対策をしっかりと行ってください。
なお、山沿いでは午後のゲリラ雷雨にも注意が必要です。山や川のレジャーの際は天気の急変や増水などに注意してください。
北海道は台風の北西進に伴って暖かな空気が流れ込み、日差しが届く道央や道北の内陸部で気温が上がります。35℃前後の厳しい暑さの所もあるため、熱中症に注意が必要です。
昨日は昼間でも涼しいくらいだったオホーツク海側でも30℃前後まで上昇する予想となっています。