2024/08/06 22:18 ウェザーニュース
8月6日(火)21時現在、小笠原近海で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風5号と呼ばれることになります。
▼熱帯低気圧 8月6日(火)21時
中心位置 父島の南西約170km
移動 北北東 10 km/h
中心気圧 1000 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
昨日5日(月)に発生したこの熱帯低気圧は、今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高くなってきました。
進路の予想を見ると、小笠原近海から北北東に進み、日本の東に進む可能性が高くなっています。
本州方面への大きな影響はない見通しですが、小笠原諸島では明後日8日(木)にかけて強い雨や落雷・突風等に注意が必要です。
次に台風が発生すると、7月21日に発生した台風4号以来で、台風5号と呼ばれることになります。台風が発生すればおよそ半月ぶりです。
台風発生数の平年値を見ると、8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも最も台風の発生が多くなる時期です。今年も日本の南で複数の台風が発生する可能性があります。秋にかけての本格的な台風シーズンとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。