2024/08/04 14:30 ウェザーニュース
8月上旬は年間で最も暑い時期にあたりますが、この平年値よりも暑い日が続く見通しです。東海や西日本を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日になる地点も多数予想されています。
気温が高い日中の外出は極力控え、エアコンの効いた涼しい室内で過ごすなど熱中症予防を意識的に行ってください。栄養バランスの良い食事や十分な睡眠をとることも熱中症予防の基本です。
高気圧の中心が東西に分裂して、日本付近は湿った空気の影響を受けやすく、大気の状態が不安定な状況が続きます。晴れていても天気が急変して局地的に雷雨となる日が続く予想です。
午前中からも可能性があり、特に地上の気温が高くなる夕方〜夜間に雨雲が発達することが多い見込みです。どこでいつ雨が降るかは直前まで予測が難しいため、可能性を頭に入れて計画を立てるようにしてください。
日本の南には「低圧部」と呼ばれる低気圧性の領域がひろがっています。この領域で積乱雲がまとまって渦を巻き始めると熱帯低気圧になります。
4日(日)9時には沖縄県の南大東島の南東に熱帯低気圧が発生しましたが、このほかにも新たな熱帯低気圧が発生する可能性があります。熱帯低気圧や台風が発生してすぐに日本の影響を及ぼす可能性も否定できないため、南海上から目が離せません。
