2024/08/03 18:17 ウェザーニュース
現在、日本の南の海上には低圧部があります。その東側で雲のまとまりがみられ、来週には熱帯低気圧となる可能性があります。今後の動向に注意が必要です。
高気圧は東シナ海から日本付近に勢力を広げていて、南の海上は低圧部になっています。周辺では対流活動が活発で、特に日本の南東海上で雲の発達が目立つ状況です。
今日の時点で渦を巻くような動きがみられないものの、複数のコンピューターシミュレーションで熱帯低気圧の発生が示唆されています。来週中頃に小笠原諸島の東で発生する可能性があり、その後は北上する見通しです。
予測の不確実性が大きい段階ですので、影響の有無や台風への発達などはまだはっきりしません。熱帯低気圧が発生すれば日本に近づかないとしても、お盆休みの序盤に沿岸部では高波などの影響が出ることも考えられます。今後の動向に注意をしてください。