2024/08/02 11:40 ウェザーニュース
今日2日(金)は西日本を中心に厳しい暑さが続いています。朝の早い時間から気温が上昇し、すでに一部では37℃台まで上がってきました。午後は40℃前後となる所もある予想で、熱中症に警戒が必要です。
夏の高気圧は九州付近に中心をもっていて、日本列島を西から広く覆っています。高気圧に近い西日本は午前中から気温の上昇ペースは早く、35℃以上の猛暑日の所が増えてきました。
11時30分までに全国で最も気温が上がっている徳島県美馬市・穴吹と広島県安芸太田町・加計で37.3℃を観測。京都市は36.3℃、大阪市や名古屋市もすでに35℃に到達し、全国82地点で猛暑日になっています。
関東は海からの東寄りの風が吹き込んでいることや、やや雲が多めになっているため気温の上昇が抑えられ、東京都心は30.4℃です。
午後も晴天が続く西日本、東海は体温を大きく上回る暑さの所が多く、暑さ指数(WBGT)も高くなります。
14時の予想では西日本から東海の広い範囲で最も危険度が高い紫色の領域が多く見られ、熱中症のリスクが非常に高くなる見込みです。
炎天下での運動は原則行わず、屋外で活動をする場合はこまめに涼しい所で暑さを避けたり、適切に水分補給、塩分補給を行うことが必要です。また、室内でも熱中症のリスクがありますので、エアコンなどで室内温度をしっかりと管理してください。