2024/07/29 11:31 ウェザーニュース
今日29日(月)は梅雨前線上を進む低気圧の影響で、北海道を中心に雨が強まっています。午後にかけて断続的に強雨となる見込みです。東北も湿った空気の影響で雨の強まる可能性があるため警戒をしてください。
低気圧や梅雨前線に向かって非常に湿った空気が流れ込んでいるため、周辺では雨雲が発達しやすくなっています。早朝は道南を中心に強い雨が降り、低気圧の東進とともに強雨のエリアは道央や道東にも広がってきました。
10時までの1時間には北海道新ひだか町・笹山で14.5mm、小樽市で13.5mm、千歳市で12.0mmのやや強い雨を観測。24時間雨量は一部で50mmを超えています。
道南や道央は昼過ぎまで、道東では今夜にかけて1時間に20〜30mmの強い雨が降り、総雨量が100mmを超える所がある見込みです。10時10分時点で北海道の後志、渡島、檜山地方には大雨警報が発表されていて、土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水などに警戒が必要です。
また、東北も日本海から湿った空気が強く流入することで局地的に雨雲が発達する可能性があります。岩手県、秋田県の一部には大雨警報が発表中です。先日の大雨で被害が大きかった山形県も少しの雨で災害が起こりやすくなっていますので、急な斜面など危険な所に近づかないなど警戒をしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)