2024/07/28 16:50 ウェザーニュース
北日本は梅雨前線や低気圧の影響で雨の降る所が多くなります。
台風3号が大陸に持ち込んだ湿った空気の一部が流入するため雨雲が発達しやすく、特に低気圧が通過する北海道の道南を中心に激しい雨となる見込みです。
また、日本海から湿った空気が強く流入する東北日本海側も局地的に雨の強まる可能性があります。すでに大雨被害が出ている山形・秋田では新たな災害に警戒をしてください。
関東や東海、西日本、沖縄の各地は太平洋高気圧に覆われて夏空が続きます。上空には暖気が居座っているため強い日差しで午前中の早い時間から気温が上昇し、厳しい暑さとなる見込みです。
日本海を低気圧が進むことで西寄りの風がやや強まり、フェーン現象が加わる地域で特に気温が上がります。関東の内陸部などでは40℃に到達する所があるかもしれません。危険な暑さですので、最大限の熱中症対策を行ってください。
本州では大規模な雷雨の可能性は今日よりもやや低下し、気温を下げるような効果はあまり期待出来ません。沖縄の先島諸島は急な雨の可能性がやや高まります。