2024/07/26 16:52 ウェザーニュース
記録的な大雨となった東北地方の雨は、今日26日(金)になっていったん落ち着いています。しかし、明日27日(土)から月末にかけては再び強い雨が降りやすくなります。しばらくは土砂災害や河川の氾濫、低地の浸水などに警戒が必要です。
山形県や秋田県では記録的な大雨となり、48時間降水量は山形県の所々で400mm前後に達しています。この大雨によって、各地で河川の氾濫が発生しました。
今日26日(金)の日中になり、東北地方の雨はいったん弱まっている所は多いものの、降り始めからの雨量が多く、土砂災害の危険度は依然として高くなっています。
また、これまでに降った雨により河川が増水しています。普段より水位が高く、流れも速くなっていますので、決して様子を見に行ったりしないでください。
明日27日(土)以降も東北と新潟は梅雨前線や南から流れ込む湿った空気の影響が続きます。月末にかけても雨の降る日が続き、東北日本海側や新潟では再び大雨となる可能性があります。
これまでの雨で土壌水分量が多く、普段より災害の発生しやすい状況になっています。さらなる激しい雨により、河川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水などのおそれがあります。
この先しばらくも、災害の発生に厳重な警戒が必要です。自治体からの情報などをこまめに確認してください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)