2024/07/22 07:46 ウェザーニュース
二十四節気「大暑」の今日22日(月)は西日本から東北南部にかけて夏の高気圧に覆われて、各地で厳しい暑さが続きます。東京都心でも37℃予想と今年一番の暑さとなる見込みです。
午前中の早い時間から気温が高くなるため、時間帯を問わず熱中症に警戒をしてください。
真夏の暑さをもたらしている太平洋高気圧は西日本から東日本、東北南部を覆います。上空1500m付近には21℃以上という、真夏の暖かい空気が居座り気温が上昇しやすくなります。それに加えて各地で強い日差しが照りつけるため、体温以上の危険な暑さとなるところがある見込みです。
気温の上昇が早く、東京や名古屋、大阪では7時30分前にすでに30℃を超えて真夏日となっています。東京都心では昨日は30℃に到達した時間が8時45分だったので、昨日に比べて1時間以上も早くなっています。
通勤時間帯から暑さ対策が欠かせません。
午後の気温分布を見ると西日本、東日本はほとんどのところが30℃以上で、濃尾平野や関東平野の広範囲に35℃以上の赤い領域が見られます。東北南部や近畿、九州などでも一部では35℃を上回るところがある見通しです。
予想最高気温は東京都心で37℃と今年一番の暑さとなる見通しです。その他でも仙台市で36℃、名古屋市では37℃体に堪える厳しい暑さを予想しています。北海道でも昨日に続いて気温が高く、帯広市では35℃と猛暑日になる予想です。
こまめな水分・塩分補給を意識的に行うとともに、エアコンの効いた涼しい室内で過ごすなど、熱中症予防の意識的に行うようにしてください。屋外に出る場合も、できるだけ直射日光の当たらない日陰を選んで歩くなど暑さへの対策を万全にして、休憩を取りながら過ごすようにしてください。