
「ねえ…見えてるんでしょ…?」女の幽霊に話しかけられ、ホラーな展開かと思いきや…!? / 広間月下(@e hiroma_g)
ヤングジャンプ系列のフリーオンライン誌での連載をはじめ、さまざまな読切漫画を発表している広間月下(@hiroma_g)さん。4ページで完結する短編作品などは、SNSなどウェブ上でも気軽に閲覧することができる。
今回は、pixivで第2話まで公開されている「うざ絡み幽霊ちゃん」を紹介する。本作は一人暮らしの男性と、彼の部屋に出る女性の幽霊のコミカルなやり取りを描いた短編作品だ。「うざ絡みする幽霊」というアイデアはどのようにして生まれたのか…。広間月下さんに話を伺った。
■「うざ絡み幽霊ちゃん」の誕生秘話と今後の制作予定について
初っ端から女の幽霊に話しかけられ、ホラーな展開が待っているかと思いきや… / 広間月下(@e hiroma_g)
かまってもらいたい幽霊による、まさかの“うざ絡み”が炸裂 / 広間月下(@e hiroma_g)
幽霊にかまってもいいことはないだろうと男性は無視を決め込むが… / 広間月下(@e hiroma_g)
恥ずかしがり屋だけど、存在に気づいてほしくていろいろアホなことをする幽霊。そんなユニークなアイデアから生まれたのが、今話題の「うざ絡み幽霊ちゃん」である。賞への応募作品を考えていたとき、このキャラクターを思いついたという。
作者の広間月下さんは「落書きしながら構想を練っていたら、幽霊ちゃんが変顔しまくるイメージがパっと浮かんできたので、そこから膨らませていった感じです。最終的には“恥ずかしがり屋”の要素はなくなってしまいました(笑)」と話してくれた。
現在、第2話まで公開されている「うざ絡み幽霊ちゃん」だが、読者からは続編を望む声が絶えない。作者自身も続きの構想はあるものの、なかなか手をつけられずにいるのだとか。
「3話以降の構想はあるので形にしたいとは思っているのですが、なかなか描けていません…。『描くぞ!』とエンジンがかかれば一気にやるので、今回ご紹介いただいたことをきっかけになるべく早めにアップしたいです!」と意気込みを語った。
そんな作者が今、次に手がけたいと考えているのが、「1型糖尿病」をテーマにした作品だという。広間月下さん自身がこの珍しい病気を患い、その体験をもとに、少しでも多くの人にこの病のことを知ってもらいたいという思いがあるようで、「単なる啓発ではなく、エンタメとして楽しんでもらえる形に昇華したい」とのことである。
ユニークで癒やされる幽霊コメディ、ぜひチェックしてみてほしい!
取材協力:広間月下(@hiroma_g)
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