巨大地震がきっかけでパニック障害の発作が!怖くて飲めなかった薬を飲んでみると…【漫画の作者に聞く】

  • 2025年3月19日
  • Walkerplus

お正月、1人で寝ていると地震が!
お正月、1人で寝ていると地震が!

パニック障害は、強い不安や恐怖を感じる発作(パニック発作)が突然起こる精神疾患の一つ。富山在住のデザイナー・種真希さんがその闘病体験を漫画化した「パニック障害ですが、何か?」が、2025年3月13日に電子書籍として発売された。

WEBでも連載され反響を呼んだこの作品から一部抜粋し、漫画に込めた思いなどを種さんに聞いてみた。テーマは「向精神薬を初めて飲んだ日の話」。

■「向精神薬を初めて飲んだ日の話」
「クスリ(向精神薬)を飲むと危険」という勝手な妄想で、せっかく処方されたパニック障害の薬を1回も飲まないまま過ごしてきた種さん。当然発作もおさまらない。そんなある日、人生を変える出来事が起きる。
7話1-1
7話1-1

7話1-2
7話1-2

7話1-3
7話1-3

7話2-1
7話2-1

7話2-2
7話2-2

7話2-3
7話2-3

7話3-1
7話3-1

7話3-2
7話3-2

7話3-3
7話3-3

7話4-1
7話4-1

7話4-2
7話4-2


インフルエンザのため、親戚のところへ年始のあいさつも行けず、一人家にこもって休んでいた種さん。そのとき…。
7話4-3
7話4-3

7話5-1
7話5-1

7話5-2
7話5-2

7話5-3
7話5-3

7話6-1
7話6-1

7話6-2
7話6-2

7話6-3
7話6-3

7話7-1
7話7-1

7話7-2
7話7-2

7話7-3
7話7-3

7話8-1
7話8-1


突然襲ってきた巨大地震。余震の激しさに加え、そのショックで発作が起きる。しかもご主人は年始のあいさつで不在。恐怖と不安に襲われた種さんは、ついに向精神薬を口にする。すると…。
7話8-2
7話8-2

7話8-3
7話8-3

7話9-1
7話9-1

7話9-2
7話9-2

7話9-3
7話9-3


■崖から飛び降りる気持ちで薬を飲んだ
漫画で描かれている巨大地震は、2024年1月の令和6年能登半島地震。種さんが住む富山も激しい揺れに襲われた。発作と地震、恐怖のダブルパンチという状況だが「これはもう発作よりも、圧倒的に地震(余震)が怖かったです。揺れが思ったより大きく、何度も続き…これは発作で動けなくなっている場合ではないと、思い切って(初めて)薬を飲みました」

あれだけ薬を避けてきたのに、すぐに飲めたのだろうか。「もちろん、かなり迷いに迷ってです。これを飲んで『余計におかしくなってしまったら』『効かなかったら』などと、不安でいっぱいでした。『南無三!』と、崖の上から飛び降りるような気持ちと勢いでいきました」

■今まで薬を避けてきた自分を恥じた
恐怖におびえながら飲んだ薬。効果は鮮やかだった。「薬を飲んでから効くまで、数分〜数十分くらいはあったかと思うのですが、吐き気が消え『通常の身体に戻った』ときはもう、めちゃくちゃ感動しました。しかし『薬の効果の凄さ』と『ビビって今まで飲まなかった自分の小物感(小心者さ)』が同時に襲ってきて…感動より恥ずかしさが勝ち、部屋で一人、顔真っ赤でした(笑)」
パニック障害ですが、何か? おしゃれカフェで突然のゲロまみれも、お風呂で死にかけたのも、全部パニック障害のせいでした
パニック障害ですが、何か? おしゃれカフェで突然のゲロまみれも、お風呂で死にかけたのも、全部パニック障害のせいでした


※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。似た症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含むため、閲覧にはご注意ください。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2025 KADOKAWA. All Rights Reserved.