なにわ男子の長尾謙杜＆ディーン・フジオカで描く30年の物語。映画「おいしくて泣くとき」豪華キャスト陣発表＆Uruが主題歌担当

なにわ男子のメンバーとして国内外で活躍する長尾謙杜が、待望の劇場映画初主演を務める「おいしくて泣くとき」。2025年4月4日(金)の全国公開を控え、この度メインビジュアル、予告映像、追加キャスト、そして主題歌情報が一挙に解禁となった。

■初恋、友情、突然の別れ。30年の時を超えた純愛ストーリー
本作は、「ふしぎな岬の物語」など数々のメディアミックス作品を生み出してきた人気作家・森沢明夫さんによる同名小説の実写映画化。監督を務めるのは、森沢作品の映画化「大事なことほど小声でささやく」でもメガホンをとり、本作が2度目のタッグとなる横尾初喜さん。

幼いころに母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の二人はひょんなことから「ひま部」を結成し、互いの孤独を癒やしていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は突然姿を消してしまう。交わした約束を胸に彼女を待ち続けた心也。そして30年の時を経て、ついに明かされる彼女の秘密とは――。

■安田顕、美村里江、ディーン・フジオカらが物語に深みを与える
ヒロイン・夕花を演じるのは、アニメ映画「かがみの孤城」で主人公を務め、「カルピスウォーター」14代目CMイメージキャラクターとして注目を集める當真あみさん。今回新たに発表された追加キャストも、作品の魅力をさらに引き立てる。ひとりで子ども食堂を切り盛りし、不器用ながらも息子に寄り添う心也の父親・耕平役に安田顕さん、心也の亡き母・南役に美村里江さん、そして30年後の心也を演じるディーン・フジオカさんが出演。そのほか、水沢林太郎さん、芋生悠さん、池田良さん、田村健太郎さん、篠原ゆき子さん、安藤玉恵さんら実力派俳優陣が脇を固める。

安田さんは「出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんのお手紙に胸が熱くなり、原作を読んで感動しました」とコメント。また、ディーン・フジオカさんは、自身が取り組む食品寄付活動「FamBam フードドライブ」の経験も重ねながら、「このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、社会によい影響を生み出すことを願っています」と本作への想いを語った。

■心揺さぶるメインビジュアルと予告映像解禁
解禁されたメインビジュアルでは、抱き合って涙を流す心也と夕花の姿が切なく映し出され、足元にクローバーが広がる美しい情景にも目を奪われる。二人のそばに配した「世界のどこかで 君が笑っていますように」というコピーが、さらに切なさを増す。ビジュアルの最下段には30年後の心也の姿も添えられ、時を超えた物語の広がりを感じさせる。

また主題歌は、透明感あふれる歌声と神秘的な存在感で注目を集めるシンガー・Uruが担当することも発表された。書き下ろし楽曲のタイトル「フィラメント」とは、電球の中にある熱電子を放出する線のこと。Uruは「この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながら歌いました」と楽曲への想いを語っている。

すでに公開された特報映像では「映像みただけでもうるうるしてしまった」「ハンカチとティッシュもって観に行きます」という声が続出。公式SNSのフォロワー数は1日もたたずに1万人を超え、YouTubeでは瞬く間に60万回再生を突破するなど、大きな反響を呼んでいる。

離れてしまう切なさとそれでも相手の幸せを願う強い想いをまっすぐに伝える本作。二人の再会は叶うのか、心也が交わした約束は果たせるのか――。その答えを、ぜひ劇場で見届けてほしい。

「おいしくて泣くとき」概要
原作：森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
監督：横尾初喜
脚本：いとう菜のは
音楽：上田壮一
主題歌：Uru「フィラメント」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
製作：フジテレビジョン 松竹 講談社 FNS27社
配給：松竹
出演：長尾謙杜 當真あみ 水沢林太郎 芋生悠 池田良 田村健太郎 篠原ゆき子 安藤玉恵 美村里江 安田顕 ディーン・フジオカ
(C)2025 映画「おいしくて泣くとき」製作委員会